SEO会社の比較・選び方
2009/2/4 (水) 14:12:39
慎重にならないと危険!日本でのSEO会社の選び方
Web担当者Forumに、「失敗しないためのSEO会社の選び方」という投稿があります。
これによると、
- 目的を明確にする
- 予算を決める
- 話を聞く
- ポリシーを尋ねる
- SEOの基礎知識は身に付けよう
というのが大切なポイントとしてあげられています。
もちろんこれらは全て大切なことで、的を得ています。
しかしどうも一般論で抽象的すぎる気もします。
そこで、もう1歩踏み込んで、批判的にSEO会社の比較をしてみようと思います。
SEOという分野自体、誕生の歴史は相当浅く、ビジネスとしてまだまだ確立されていません。
それだけに、サービスや値段もバラバラ。こちらの知識もないと下手すると騙されてしまいます。
先日、いいタイミングでSEO会社を選定する仕事をすることになりました。
実際に良いと思った1社に頼むことになったのですが、その過程として十数社に見積を出し、ミーティングも行いました。
この経験から、SEO会社の選び方や注意点について感じた事を書いていきます。
逆にSEO会社の社員の方は、ここで見限られないように気をつけてみてはどうでしょう(笑)
1.値段はアテにならない
普通のサービスの場合、大金を出せば大概良質のサービスが受けられます。しかし歴史の浅いSEO業界では、相場なんて無いも同然。あるのは、「高く少ない客を取る」か「安くたくさんの客を取る」か、という会社のスタイルだけです。前者の会社がつぶれないのは、相場も知らず、合い見積もりもとらず、営業マンに騙されて契約してしまう会社が多い為です。幸か不幸か、そういう会社は予算に余裕があるところが多い為、沢山のお金を落としてくれます。どちらがいい、と一概にはいえません。しかし、利用する側としては後者の方が断然オトクです。
そして値段に関してもう1つ。SEO対策は驚くくらい値切れます。
SEO業者はもともと人件費+被リンク用メディア作成or買取という初期費用ぐらいしかかかっておらず、客を呼べば呼ぶほど得する仕組みになっています。
その為、大抵の会社で数十万円は当たり前のように値切れてしまいます。
しかも契約してしまえば契約期間中は売上げをあげられます。逆に言うと他社にその客を持っていかれれば、しばらくライバル会社に売上げを持ってかれてしまいます。
○社は○○万円だった~なんて情報を出せば、そこより下げてくれるところが大抵です。
やはり、合い見積もりが大切なんです。
ちなみにミーティングをしたある1社は月に一定の日数以上ランクインで値段発生、という仕組みだったのですが、少し交渉しただけで日割り計算に変更、つまり販売の仕組みまで変更してくれたのです。
SEO業者との交渉は強気でいきましょう。
2.忙しすぎて会ってくれない会社は切る!
ネット広告会社に多いのですが、激務すぎて仕事が滞ることがよくあります。電話をすれば渋々応じてくれるものの、レスポンスが悪ければ業績にも影響しかねません。こういう会社でタチが悪いのが、契約前は足繁く通ってくれるため、忙しいかどうか判断しづらいところです。判断するいい方法としては、月に1度実際に会社に来てミーティングしてくれる、という約束をとること。理由をつけて電話やメールにしてくれ、という業者は過忙会社の可能性高し、です。
以前、激務のリスティング広告管理会社に仕事をお願いしていたことがありましたが、定期レポートが遅れるのは当たり前、時にはレポート自体出してこなかったり、対策を指示しても無視が続いたり、と散々でした。
ちなみにその会社はSEO対策事業大手でもあります…恐ろしや。
3.やっぱり成果報酬
値段には成果報酬型と定額型の二種類があります。多くの場合は定額型の方が予算を低く抑えられます。しかし上位表示の自信のある、つまりリンク用HPを大量にもっている会社は成果報酬型に設定しています。
なので、よく聞く話ですが、かならず成果報酬型と契約しましょう。(ちなみに以前一度定額型のSEO業者に契約したところ、ちょっとした内部対策をしたhtmlを送りつけてきて終わりでした。その為によく分からないような大仰なソフトを使い、いかにも”やった感”を出していましたが…汗 もちろん効果は0。)
4.営業には技術をあまり求めない
よく聞く話として、SEOの知識を持った人材がいる会社と契約しろ!というものがあります。しかし商談に来た営業マンに知識がないからといって、かならずしも悪い会社とはいえません。ネットベンチャーの性質上、中には新卒や転職したばかりの人が営業に回らされていることも多いです。ではどう判断するか、というと技術担当者を二回目のミーティングに連れてこさせること。その人にSEOの知識がなければアウト。会社にまで来なければ、2.の理由からグレーな会社です。
5.実績は気持ち半分で聞く
大抵の会社が、「弊社は○○という○○万件表示のキーワードで1位達成しました!」という実績を持ってきます。もちろん凄いビックキーワードはありますが、「一体どのくらいの期間、どのくらいの競合がいるワードで1位だったのか?」という大切な部分が抜けています。実績は心半分で聞き、判断基準には使わない方が無難です。
ある会社は、「ビックキーワード+地名」の80万件のキーワードで1位!という実績を引っさげてきました。個人でもすぐできるレベルですね(笑)単独ビックキーワードで1位以外の実績を出してくる会社は切っちゃってもいいでしょう。それ以上のワードで上位実績できるだけのリンクパワーが無いわけですから。
6.所持メディアを調べる
「どんなサイトからリンクをくれるのか?」という質問には大抵の担当者は答えてくれません。しかし、「対策したサイトにはどんなサイトがあるのか?」という質問には、意外にもすんなりと過去の顧客の例を出してくれます。ヤフーのlink:コマンドでこのサイトを調べ、そのSEO会社が大きなリンク用サイトをいくつ持っているかを調べましょう。このリンクパワーが貧弱な会社は上位表示は見込めません。
7.くだらないオプションは無視
よく、訪問者データを管理するオリジナルツールを用意しています!という会社があります。これはようはGoogle Analyticsの劣化版。ここで取れないようなデータはまず取れません。このようなソフトの類は判断基準に入れてはいけません。レポートも同様。○○が○位アップ!その理由は△△…競合は■■…なんてレポート持ってこられても何の役にも立ちません。10分調べれば分かることです。それよりも、前述の通り定期的なミーティングを約束することをオススメします。会社からの技術的なフィードバックも見込めます。
好き勝手書きましたが、これから業者を選定する方には参考になることも多いと思います。面倒ですが、とにかくたくさんの会社に見積を取り、判断しましょう。
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